コラム COLUMN
インプラントはよく噛めて快適?入れ歯やブリッジとのちがいを徹底比較
こんにちは。
和泉市の歯医者【中塚歯科クリニック】です。
むし歯や歯周病で歯を完全に失った時に、補う方法としては「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」の3つが選択肢に挙げられます。
その中でもインプラントは、見た目と機能性に優れていますが、費用もかかるため他の治療法との比較を知りたいものですよね。
今回は、インプラントと比較した入れ歯やブリッジとのちがいを解説しますので、選ぶときのご参考になさってください。
快適な噛み心地で食事を楽しみたい方は「インプラント」がおすすめ
インプラントは、歯を失った部分を人工の歯根と被せ物で補う治療法です。
●インプラント特徴
- 寿命は10~15年以上
- 美しい見た目
- 安定した噛み心地
- 他の歯に負担をかけない
- 費用がかかる
- 外科手術が必要
- 治療期間が長い
出典:歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020‐インプラント-3.インプラント治療のメリット より
インプラントの被せ物はセラミックなので天然歯のような美しい見た目です。
人工の根を埋め込むため1本で独立し、他の歯に負担をかけることなく快適な噛み心地を得られ、食事や会話を楽しむことができます。
自由診療のためまとまった費用がかかります。
外科手術を伴い治療期間が長いというデメリットがありますが、メンテナンス次第では10~15年より長くお使いいただける治療法です。
出典:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」‐歯科インプラントのためのQ&A‐インプラントの寿命について より
短期間で噛み心地のある歯に治療したい方は「ブリッジ」がおすすめ
ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削り、橋渡しで修復する治療法です。
●ブリッジの特徴
- 寿命は7〜8年
- ある程度の噛み心地はある
- 保険適用で安価
- 健康な歯を削って土台にする必要がある
- 部位や材質によっては金属が見える
ブリッジは、ある程度の噛み心地が得られ、外科手術の必要がありません。
しかし、両隣の健康な歯を削って橋渡しをするので、健康だった歯の寿命が短くなるリスクがあります。
費用を抑えて治療をしたい方は「入れ歯」がおすすめ
入れ歯は、失った部分をレジンの人工歯で補う治療法です。
●入れ歯の特徴
- 寿命は5年程度
- 保険適用で安価
- 厚みや違和感がある
- 部分入れ歯は金属のバネが見える
入れ歯は、失った部分の型取りをして完成するので、外科手術や他の健康な歯を削ることなく、短期間で治療が終わります。
しかし、ある程度の厚みが必要なので、慣れるまでに痛みや違和感があることも。
当院では、そのような違和感を減らすためにフィットする入れ歯を製作していますので、入れ歯が気になる方もおまかせください。
このように、インプラントは審美性・機能性ともにすぐれている治療法ですが、ライフスタイルや患者様のお口に合った治療を自分で選択できることが大切です。
中塚歯科クリニックでは、「15年後もしっかりと噛める」をモットーに、その場しのぎではない治療をおこなっております。
歯を失って治療法に悩んだら、お気軽にご相談ください。
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